鬱になる

「遊ぼうよ、そこの公園でゲームしようよ
適当にそこら辺でチャリ止めて」

「もう夕方、帰らなくちゃ 親に叱られる
明日までの宿題をやらないと」

「もうすぐ塾だ、じゃあまた明日」

僕は目に見えないものが見えるんだ
過ぎた日々が
僕は君といきたいんだ
高く空打ち上げて

「おはよう 今日はどこへ行く?」

「とりあえず歩こうか」

けつまづいて手が、真っ黒け

「やんなっちゃうな」

いつもの酒屋は駄菓子が多くて
でも、いつの間にか
シャッターに閉ざされちゃったんだ

「酒屋のおばちゃん、死んぢゃったそうだ。
やんなっちゃうな、予定がつぶれた」

ここでいつかうたった歌、歌うんだ
袖丸め
一人夕方から見える   
学び舎の陰と市街

こんな過去ばかり出てくる
頭の中をかき乱して
もうだめだ
こんな僕さえ
いなければ、いなければ

僕は目に見えないものが見えるんだ
君の事も
僕は君といきたいんだ
高く空打ち上げて

鬱になる 鬱に鳴る 夕暮れの空

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